New York Timesを眺めていたら、こんな記事に遭遇して驚きです。
要約すると大手の投資銀行やファンドたちがコンピュータと高効率なアルゴリズムを利用し、ミリセカンドという人間には短すぎる時間軸の中で、大量のオーダやキャンセルを入れて合法的に荒稼ぎしているとの事。
機械的なトレードは昔から存在するわけですが、いま話題になっているトレードシステムは人間や同業者のコンピュータよりも速く大量の発注を行い、機械的に銘柄のトレンドを分析したり、他の投資家に幻影をみせる事ができるらしい。1セントの値動きでもあれば、投資に応じた被害回避、もしくは利益をとりにいけるわけです。記事にはBroadcom株に対して行われた例が書かれていています。
こういったトレードがWall Streetで話題になっており、high frequency tradingと呼ばれているらしいです。「市場はフェアである」という理屈が崩壊しちゃいますね。
ニューヨーク証券取引所の元会長が、今の時代はこの高頻度トレードでマネーが稼がれているとコメントしていたり、これを裏付けるかのようにNYSEのトレード量が2005年から164パーセント上昇した事が公開されています(だからだと決めつけることはできませんが)。
優秀なトレーダでも、大手の鴨にされる時代なんですね。。。